新着情報
2020.07.10
エネルギー・資源学会第9回学会賞受賞者決まる
〔学会賞について〕
本賞は、平成23年10月に制定され、本会会員(正会員または特別会員に所属する者)で,エネルギー・ 資源・環境に関する学術の発展に貢献する技術やシステムの開発・解析・調査などで特に顕著な業績をあげた方(5名以内)を表彰するものです。
本年は、以下の方々が受賞されました。
業績:環境配慮型商業施設における下水再生水の高度複合利用 受賞者:株式会社竹中工務店 篠島 隆司,安心院 智,山形 光生 |
〔授賞理由〕
本技術は、下水再生水を水熱源給湯機とブラインチラーの2段で熱利用し更に雑用水利用するとともに、 デマンドレスポンスシステム対応氷蓄熱システムを融合させたシステムであり、下水再生水の高度複合利用の好事例である。下水利用・氷蓄熱システムとも評価できる業績であり、未利用エネルギーシステムの活用モデル事例として、省エネルギー性に優れた技術を広く知らせるという意味でも価値があるものであり、学会賞授与にふさわしいものであると認められる。
エネルギー・資源学会第9回学会貢献賞受賞者決まる
〔学会貢献賞について〕
本賞は、平成23 年10 月に制定され、本会会員(正会員または特別会員に所属する者)で、エネルギー・資源・環境に関する科学技術の発展のために、企画実行委員会および編集実行委員会等の学会活動において、特に好評を博した企画や特集の立案・実施に貢献した方を表彰するものです。
本年は、以下の方が受賞されました。
業 績:長年にわたる企画実行委員の活動 受賞者:東洋大学 小川 芳樹 |
〔授賞理由〕
小川芳樹氏は、1992 年(平成4年)の企画実行委員就任から現在に至るまで、長く社会科学の研究者の立場から資源・エネルギー・環境分野に関する数多くの行事の企画立案および遂行に貢献した。これは本会の活性化に大きく寄与する業績であり、学会貢献賞授与にふさわしいものであると認められる。
エネルギー・資源学会 第8回茅賞・第8回学生発表賞・第16回論文賞受賞者決まる
(受賞者の所属は研究発表/論文発表当時、敬称略)
〔第8回茅賞〕
本賞は、平成24 年5月に制定され、本会会員で、エネルギー・資源・環境に関し、本会の研究発表会あるいはコンファレンスで研究発表を行い、特に優秀な研究業績が認められた新進気鋭の方(過去に本賞の受賞実績のある場合は研究内容が大きく異なる場合に限る)1~2名を表彰するものです。
本年は、以下の方が受賞されました。
研究発表題目 | 受賞者 |
欧米のアンシラリーサービス供給における需要側資源の活用動向調査 −関連制度とリソース実例− | 山田 智之(電力中央研究所) |
〔第8回学生発表賞〕
本賞は、平成24 年5月に制定され、本会の学生会員で、エネルギー・資源・環境に関し、本会の研究発表会あるいはコンファレンスで優れた研究発表を行った方(原則として過去に主執筆者として本賞の受賞のない方に限る)3~4名を表彰するものです。
本年は、以下の方々が受賞されました。
研究発表題目 | 受賞者 |
Evaluation of The Potential of Concentrated Solar Thermal Energy in The Middle East Region | Abdulrahman Joubi(筑波大学) |
業務部門における建築設備ストック経年変化のモデリング | 秋沢 琴音(大阪大学) |
Coordinated Control of Building’s Multi-units Air-conditioning system and Battery Energy Storage System for Improved Performance of FastADR Response | Rajabu Myovela(名古屋大学) |
需給調整市場設立後を想定した電力システムにおける調整力価格の分析に関する研究 | 古田 龍平(東京大学) |
〔第16回論文賞〕
本賞は、平成16 年10 月に制定され、前年1月より12 月までの会誌「エネルギー・資源」に論文要旨が掲載され、電子ジャーナル「エネルギー・資源学会論文誌」に全文が掲載されたもので、エネルギー・資源および環境に関する科学技術の発展に多大な貢献をした著者を表彰するものです。
本年は、以下の方々が受賞されました。
研究発表題目 | 受賞者 |
詳細地域分割に基づく世界エネルギーシステムモデルの開発と低炭素システムにおけるエネルギー・CO2 輸送の分析 | 大槻 貴司、小宮山 涼一、 藤井 康正(東京大学) |