新着情報
2020.07.1
本会では、本年度から「エネルギーの脱炭素化」をテーマとした研究プロジェクトをスタートします。
本調査研究では、エネルギーの脱炭素化に挑戦する技術革新や制度革新の動向を調査すると共に、脱炭素化に関する反論にも耳を傾け、公平、公正な科学的立場から、エネルギー脱炭素化の可能性を技術面、経済面、制度・政策の面から調査・分析します。多くの会員の積極的参加を歓迎します。
本会ホームページでも案内していますので、併せて参照下さい。
2020年7月吉日 一般社団法人 エネルギー・資源学会
研究プロジェクト委員長 松橋 隆治
(東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻教授)
1.調査研究期間
・2020年4月1日~2022年3月31日
(2ヶ年(第1ステップ)とする)
※但し、必要に応じて次のステップを考えます。
2.調査研究課題
・エネルギー脱炭素化の現状と課題
電力システムと脱炭素化
交通システムと脱炭素化
建物のエネルギー需要と脱炭素化
エネルギー多消費産業(鉄鋼業、セメント、その他)
情報・サービス産業・医療・福祉・農林水産業、その他の産業
・エネルギー脱炭素化のための各業種における経済性評価
・エネルギー脱炭素化の政策・制度面からの方策の動向と課題
3.本提案の特徴
専門分野横断的で、ハードとソフトをミックスしたテーマであり、エネルギー・資源学会の強みが活かせます。関連する技術分野が広範で、短期から長期まで種々の課題があり、多様な企業、研究機関の参加が期待できます。国内外に多くの見学先候補があり、充実した調査計画が見込まれます。
4.当面の研究の進め方
・各業界における問題の提起
・定期的に調査委員会を開催
・専門家を招き、ヒヤリングを実施
・関連諸施設を見学し、ヒヤリングを実施
*新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、講演会、見学会の開催は困難な状況であり、段階的に活動を進めて行く
・第1段階:代表者1~2名による見学会をビデオ撮影等により実施。遠隔で質疑、意見交換を行うような遠隔見学会
・第2段階:フェースシールド、マスク等による完全防備による希望者参加による見学会
・海外事情の調査
*実施は来年度になるが、その際の状況により判断。
・報告書の作成
5.調査研究経費
・参加する企業、団体の研究分担金(年額1口275,000円(税込))によって支弁されます。
・調査研究経費の総額は、2ヵ年計画で1,300万円程度の規模とします。
6.問合せ・申込先
参加申込書は、事務局にご請求いただくか、以下よりダウンロード下さい。
研究計画書/参加申込書(ダウンロード用)
〒550-0003 大阪市西区京町堀1-9-10(リーガルスクエア京町堀)
一般社団法人 エネルギー・資源学会 事務局(岡部)
TEL 06-6446-0537 FAX 06-6446-0559 E-mail:webmaster@jser.gr.jp