新着情報
2021.01.7
第9回学会賞 受賞者および受賞内容のご紹介
エネルギー・資源学会学会賞は、平成23年10月に制定され、本会会員(正会員または特別会員に所属する者)で、エネルギー・資源・環境に関する学術の発展に貢献する技術やシステムの開発・解析・調査などで特に顕著な業績をあげた方(5名以内)を表彰するものです。
第9回学会賞(令和2年度)は、以下の方々が受賞されました。
業 績:環境配慮型商業施設における下水再生水の高度複合利用
受賞者:株式会社竹中工務店
篠島 隆司(しのじま たかし:大阪本店設計部設備部門設備6グループ長)
安心院 智(あじみ さとし:大阪本店設計部設備部門設備6グループ所属課長)
山形 光生(やまがた みつお:大阪本店設計部設備部門設備6グループ所属主任)
〔受賞内容〕学会賞内容紹介はこちら
〔授賞理由〕
本技術は、下水再生水を水熱源給湯機とブラインチラーの2段で熱利用し更に雑用水利用するとともに、
デマンドレスポンスシステム対応氷蓄熱システムを融合させたシステムであり、下水再生水の高度複合利
用の好事例である。下水利用・氷蓄熱システムとも評価できる業績であり、未利用エネルギーシステムの
活用モデル事例として、省エネルギー性に優れた技術を広く知らせるという意味でも価値があるものであ
り、学会賞授与にふさわしいものであると認められる。