新着情報
2024.05.1
本会では,本年度から「カーボンニュートラルなエネルギー需給」をテーマとした研究プロジェクトをスタートします.
本調査研究では,エネルギー需給における脱炭素化のための技術革新や制度革新の動向を調査すると共に,それらの導入拡大に対して地域住民・社会の理解を得るための取り組みにも着目し,エネルギーの供給側と需要家側の両面から,エネルギー需給における脱炭素化の可能性を技術面,経済面,制度・政策,社会の受容性についても調査・分析することを目的とします.
多くの会員の積極的参加を歓迎します.
一般社団法人 エネルギー・資源学会
研究プロジェクト委員長 加藤 丈佳
(名古屋大学未来材料・システム研究所 教授)
1.調査研究期間
・2024年4月1日~2026年3月31日(2ヶ年(第1ステップ)とします.)
※但し,必要に応じて次のステップを考えます.
・年に8回程度の委員会を開催します.
2.調査研究課題
・エネルギー脱炭素化の現状と課題
電力システムと脱炭素化
交通システムと脱炭素化
建物のエネルギー需要と脱炭素化
エネルギー多消費産業(鉄鋼業,セメント,その他)
情報・サービス産業・医療・福祉・農林水産業,その他の産業
・エネルギー脱炭素化のための各業種における経済性評価
・エネルギー脱炭素化の政策・制度面からの方策の動向と課題
3.当面の研究の進め方
・各業界における問題の提起
・定期的に調査委員会を開催
・適宜専門家を招き,ヒアリングを実施
・関連諸施設の見学し,ヒアリングを実施
・海外事情の調査
・成果報告会の開催
4.組織
委員長 加藤 丈佳(名古屋大学未来材料・システム研究所教授)
副委員長 小宮山 涼一(東京大学大学院工学系研究科附属レジリエンス工学研究センター教授)
〃 岩田 充弘(関西電力(株)エネルギー・環境企画室 エネルギー・環境企画部長)
〃 石井 啓(東京ガス(株)グリーントランスフォーメーションカンパニー
基盤技術部 次世代技術研究所長)
アドバイザー 下田 吉之(大阪大学大学院工学研究科環境エネルギー工学専攻教授)
〃 松橋 隆治(東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻教授)
委 員 関係企業の専門家,学識経験者など20名程度
5.調査研究経費
・参加する企業,団体の研究分担金(年額1口 275,000円(税込))によって支弁されます.
・調査研究経費の総額は,2ヵ年計画で1,200万円程度の規模とします.
6.申込(本会の正会員および特別会員に限ります)
以下の申込フォームをダウンロードしてお申し込みください.
「研究プロジェクト」参加申込書
7.問合せ・申込先
〒550-0003 大阪市西区京町堀1-9-10(リーガルスクエア京町堀)
一般社団法人 エネルギー・資源学会 事務局(岡部)
TEL 06-6446-0537 FAX 06-6446-0559
E-mail:gyoji[at]jser.gr.jp ※[at]は@に置き換えてください. https://www.jser.gr.jp/