2050 年カーボンニュートラルの実現に向け,海外からの水素・アンモニア等のカーボンニュートラル
燃料の調達が期待され,褐炭からの水素製造技術,液化水素の長距離大量輸送技術等に関する研究開発が
行われています.しかし,褐炭水素がブルー水素となるためには,製造時に排出されるCO2 を回収・貯留
する必要があり,ブルー水素の大量調達のためには,様々な技術的課題だけでなく,CO2 貯留地側の理解・
協力等の社会的課題の解決が不可欠です.一方,調達した水素等は,発電所や工場等での直接利用,合成
メタン(e-methane)化による都市ガスとしての利用などが期待されていますが,将来的には内陸部を含
めた国内全体への水素等の供給のあり方を考えていく必要があります.また,発電利用に関して水素のキャ
リアとして有用なアンモニアと石炭との混焼発電に関する大規模実証試験が行われていますが,将来のブ
ルー/グリーンアンモニアの調達や100% 専焼の実現など,多くの課題があります.
今回の懇話会では,褐炭水素製造プロジェクトに関してオーストラリア現地の目線で現状・将来見通し
をご紹介いただくとともに,国内における水素等のサプライチェーンのあり方に関する議論について話題
提供していただき,海外からの水素等の調達とその利用のあり方について議論を交わしたいと思います.
皆さま方多数のご参加をお待ちしております.
〔主 催〕一般社団法人エネルギー・資源学会
〔日 時〕2024年9月27日(金)15:00~17:00
(今回話題提供者のご都合により交流会は行いません)
〔会 場〕オンライン開催(参加者にZoom URL等をお知らせします)
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〔司 会〕
名古屋大学未来材料・システム研究所システム創成部門教授 | 加藤 丈佳 |
株式会社豊田中央研究所社会システム研究領域研究領域リーダ | 志賀 孝広 |
〔次 第〕
15:00~15:30 《話題提供(1)》
…川崎重工/ハイドロジェンエンジニアリングオーストラリア(HEA)メルボルン事務所長(代理) | 福間 悠子 氏 |
15:30~16:00 《話題提供(2)》
…中部電力株式会社経営戦略本部戦略グループ部長 | 高村 幸宏 氏 |
(16:00~16:05 休憩)
16:05~17:00 意見交換(状況により,時間を延長することがあります)
〔定 員〕80名程度
〔参加費(消費税込)〕
参加は、本会の正会員・特別会員に限る。産業界13,200円,大学・官公庁6,600円
〔支払方法〕①銀行振込 りそな銀行御堂筋支店(普)No.1024046 ②郵便振替 00930-5-302948
〔申込方法〕
以下の申込フォームよりお申し込み下さい(*は必ずご記入下さい)。
参加者には事前にZoom URL等をお知らせします。また,話題提供資料は、参加者限定で事前に閲覧・ダウンロードのアドレスをお知らせします。
請求書・領収書は、電子メールの添付ファイル(PDFデータ(押印省略))にて、ご希望の方にのみお送りいたします。
団体・代表者の押印、見積書・納品書の提出、紙での郵送をご希望の方は、その旨通信欄にお書き添え下さい。
〔問合せ先〕
問合せはこちらよりお願いします。
(注)
会員IDをお持ちの方(正会員・特別会員担当者)はMYページにログインして申込みして下さい。
参加者以外の担当者からのお申込みの場合は、E-mail欄には担当者のアドレスを入力して下さい。
資料閲覧・ダウンロードに必要なパスワードは、原則参加者にお知らせしますので、参加者のアドレスを「その他通信欄」に入力して下さい。