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エネルギー・資源学会からの行事案内
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  • サマーワークショップ2014「東京2020を目指したエネルギー事業案を競う」

中期的な二酸化炭素削減策の議論において、2020年は節目の年とされてきました。2020年東京オリンピックの開催決定を受けて、 都市計画やインフラ整備を再考する機会が増えることが予想されます。東京のような大都市において民生部門は最大の二酸化炭素排出者であり、排出削減の改革には中長期的な視点に加えて、電力システムなどの都市基盤やエネルギーを直接消費する機器・設備のみならず、建築生産の仕組みや都市構造、人々のライフスタイルといったエネルギーシステム全体を理解する必要があります。そして改革の実現には、エネルギーシステムの構成要素を変化させていくための政策や民間ビジネスが不可欠となります。
一方、これまで増加の一途をたどってきた東京の人口は、2020年以降減少に転ずるといわれています。このような大きな変化の中、二酸化炭素排出量を削減できる都市のあり方を議論し、実現していくことが改めて重要であり、急務となっています。
本ワークショップでは、東京を舞台に戸建住宅、集合住宅、業務ビルおよび公共施設等それぞれの二酸化炭素排出削減を実現するためのエネルギー事業案をディベート形式で議論します。IPCC第5次報告書等を参考にしつつ、様々な分野の参加者が都市のあり方を含めた温暖化対策を真摯に議論し事業案の策定を目指す中で、エネルギーシステム全体を俯瞰し、提案内容の論点や相対的な位置付けを明確にすることを目的とします。
大学、国・地方自治体、研究機関、民間企業の関係者や学生、とりわけ若手の多数参加をお待ちしています。

 

〔テ ー マ〕「東京2020を目指したエネルギー事業案を競う」

 

〔主  催〕エネルギー・資源学会

 

〔協  賛〕省エネルギーセンター,日本エネルギー学会,電気学会東京支部,環境経済・政策学会,東京大学生産技術研究所エネルギー工学連携研究センター

 

〔開 催 日〕平成26年9月1日(月)~9月2日(火)

 

〔会  場〕東京大学駒場リサーチキャンパス生産技術研究所 An棟401号室,他(〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1)

 

〔参加費(消費税込)〕
正会員・特別会員・協賛団体会員7,000円,学生会員2,000円,非会員10,000円
※技術交流会費(消費税込);正会員・特別会員・協賛団体会員・非会員3,000円,学生会員1,000円

 

〔支払方法〕①銀行振込 りそな銀行御堂筋支店(普)No.1024046  ②郵便振替 00930-5-302948

 

〔宿  泊〕東京セントラルユースホステル(〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1-1 18階)

宿泊を希望される場合は,申込の際に宿泊手配「要」を選択下さい.       宿泊費(一泊朝食付,5,000円前後)は当日現金でご精算下さい.

 

〔申込方法〕以下の申込フォームよりお申込み下さい。
※参加者相互の交流促進のため、自己紹介シートも併せて送付下さい。
(送付先:webmaster@jser.gr.jp)

 

〔申込期限〕平成26年8月26日(火)(定員に余裕があれば以降も受付可能)

 

〔問合せ先〕

企画の詳細内容:東京大学 杉山昌広(masahiro@pari.u-tokyo.ac.jp)
その他:一般社団法人エネルギー・資源学会 事務局
TEL:06-6446-0537 FAX:06-6446-0559 Email:webmaster@jser.gr.jp

 

〔過去実績〕

本ワークショップは1999年から毎年開催し,若手会員が共に学び,交流する場として定着しています.

<過去5年間の実績>
2013年「科学がはぐくむ政策の種:北海道のエネルギー戦略を考える」  (北海道大学)
2012年「関西で考えるこれからの電力需給対策」            (大阪大学)
2011年「スマートなエネルギーネットワークに向けて」         (京都大学)
2010年「低炭素社会を実現するために ~地域の視点から考える~」   (東北大学)
2009年「日本の2020年の温室効果ガス排出量(中期目標)を読み解く」  (東京大学)
<過去に参加した学生の所属>
大阪大学,大阪府立大学,北九州市立大学,京都大学,筑波大学,東京大学,
東北大学,名古屋大学,一橋大学,北海道大学,横浜国立大学,立命館大学など

 

〔ディベート概要〕

 まず参加者が仮想のエネルギー会社の事業部長の立場となり、いくつかのグループに分かれ、それぞれが二酸 化炭素排出削減策を盛り込んだエネルギー事業計画を立案します。その後、各グループの事業案を社長の前で討 論し、今後拡大すべき優位な事業を策定します。

また初日には、関連する講演および見学を実施し、都市計画や生活スタイル、政策動向等社会全体を俯瞰的視 野で捉えた議論を目指します。

 

〔スケジュール〕

9月1日(月)

9:30受付開始(東京大学駒場リサーチキャンパス生産技術研究所An棟401号室)
10:00~10:10 「サマーワークショップ2014のねらい」(国立環境研究所 藤野純一)
10:10~10:30 ワークショップ概要説明(幹事団)
10:30~12:00 グループごとに参加者自己紹介,ディベート準備(事業立案)
12:00~13:00 昼食
13:00~13:45 講演1「2020年オリンピックと都市計画(仮題)」
…都市プランナー 蓑原  敬 氏
13:45~14:30 講演2「エネルギーデータを活用したスマートビジネス戦略」
…㈱NTTファシリティーズ研究開発本部パワーシステム部門主任研究員 松下  傑 氏
14:30~14:40 休憩
14:40~15:40 東京大学生産技術研究所実験住宅COMMAハウス見学
15:40~17:30 ディベート準備(戦略),ディベート(Pre-Round)
17:30~18:00 初日の総括
18:00~20:00 技術交流会(会場未定,司会:東京大学 渡邊裕美子)

 

9月2日(火)

8:30集合
8:30~10:30 ディベート説明(幹事団),ディベート準備
10:30~12:30 ディベート(Round1),戦略会議
12:30~13:30 昼食
13:30~15:00 ディベート(Round2)
(ゲスト審査員:内山洋司会長(筑波大学),木南陽介氏(㈱レノバ), 蓑原 敬氏(都市プランナー),東京都から1名)
15:00~16:00 全体報告・総括(東京大学 松橋隆治)
(16:00 解散)

 

〔代表幹事〕藤野純一(国立環境研究所)

 

〔幹 事〕井上智弘(科学技術振興機構),白木裕斗(国立環境研究所),杉山昌広(東京大学),鈴木研悟(北海道大学),高木雅昭(電力中央研究所),藤澤 星(フジサワ),古林敬顕(東北大学),村山麻衣(産業技術総合研究所),山口容平(大阪大学),渡邊裕美子(東京大学・三菱総合研究所)

 

〔世 話 人〕松橋隆治(東京大学)

 

申込

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