令和5年度表彰式は、令和5年8月1日大阪大学中之島センターにて開催いたします。
日 時:令和5年8月1日(火)14:00~14:20
場 所:大阪大学 中之島センター(大阪市北区中之島4-3-53)
10F 佐治敬三メモリアルホール1~4
令和5年度受賞者は各賞の欄をご覧下さい。
(学会賞の所属は応募当時、学会貢献賞受賞者の所属は授賞当時、茅賞・学生発表賞・論文賞受賞者は研究発表/論文発表当時、敬称略)





[授賞理由]
受賞者は、送配電網に接続されている需要家所有の分散エネルギー資源を通信ネットワークで結び仮想
的な発電所として運用するバーチャルパワープラント(VPP)システムの開発にその黎明期より取り組
み、VPPの様々なメニューに対応可能な情報通信システムの開発をおこなうと共に、多くの事業者の参
加を得て、2016年以来国の実証事業を通じて様々なノウハウを積み重ね、需給調整市場等への応募を果
たし、我が国におけるVPPシステムの実用化に多大な貢献を行った。

業 績:エネルギーシステム・経済・環境コンファレンスの東京大学
生産技術研究所での開催および家庭部門のCO2排出実態統計
調査利用研究会の主宰
受賞者:東京大学 岩船 由美子
[授賞理由]
岩船由美子氏は企画実行委員会委員として、学会の様々な行事に積極的に参画しているが、特に、毎年開催されるエネルギーシステム・経済・環境コンファレンスの会場を平成30年度から東京大学生産技術研究所に変更し、年間約2百万円の費用削減を実現した。また、令和元年度からは環境省が実施している家庭部門のCO2排出実態統計調査のデータを利用してエネルギーの使用実態等を分析する研究委員会を主宰し、この分野の学術的知見の拡大や発表会での企画セッション実施、会員の新規獲得に貢献しており、学会貢献賞授与にふさわしいものであると認められる。

業 績:福島第一,第二原子力発電所等見学会企画・実施およびエネ
ルギー政策懇話会の世話人としての活動による学会行事への
貢献
受賞者:日本エネルギー経済研究所 工藤 拓毅
[授賞理由]
工藤拓毅氏は、2018年(平成30年)の企画実行委員就任以来、2019年から3回の福島第一、第二原子力発電所等見学会企画をはじめ、エネルギー政策懇話会開催にあたっても、2021年から世話人として注目の企画立案のみならず、自ら話題提供者としても貢献した。これらは本会の活動に大きく寄与する業績であり、学会貢献賞授与にふさわしいものであると認められる。