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2020.12.28
NEDOは、「クリーンエネルギー分野における革新的技術の国際共同研究開発事業」に係る公募予告を掲載いたしました。
本公募開始は、2021年2月上旬を予定しております。
詳細は、こちらをご覧ください。
■2021年度「クリーンエネルギー分野における革新的技術の国際共同研究開発事業」に係る公募について(予告)
https://www.nedo.go.jp/koubo/AT091_100180.html
▼ 事業概要
本事業は、「革新的環境イノベーション戦略」や政府が検討中の2050年の温室効果ガス排出量の実質ゼロに向けた「グリーン成長戦略」に基づき、我が国の研究機関等が、世界の主要国(G20)を中心とした諸外国の研究機関等との国際共同研究開発を通し、2030年以降にCO2の大幅削減など、気候変動問題解決に資するクリーンエネルギー環境分野における革新的技術の開発を目的として実施します。
▼公募予告内容
以下の通り、来年2月上旬から公募を行う予定です。
I.研究開発の実施体制
日本の研究機関・大学等(企業が参加する産学連携体制も可※)と、諸外国の研究機関・大学等との国際共同研究開発
※企業単独での応募は不可ですが、企業を代表として研究機関・大学等との産学連携体制の応募は可能です。
II.研究開発委託の規模・NEDO負担率
原則1件当たり5,000万円/年を上限(委託:NEDO負担率100%)
※NEDOは日本側の研究開発に対してのみ支援
III.研究開発の実施期間
最大3年を予定
※実施期間については予算の状況等を踏まえ、変更があり得ます。
なお、実施期間が2年を超える案件については、研究開始後概ね18カ月を目処にNEDOがステージゲート審査を実施します。その結果によっては計画の見直し又はその後の事業の中止を行う場合があります。
IV.公募の対象となる研究開発課題(案)
本公募の対象となる研究開発課題(案)は、情報提供依頼(Request for
Information)で学界や産業界等から広く収集した技術シーズ等や社会・産業ニーズを基に必要と思われる別紙 研究開発課題(案)を対象に公募を行います。想定している技術例や背景等詳細は、上記ホームページ最下部の資料欄に掲載しております。
※予算案等の審議状況や政府方針の変更等により、公募の対象となる研究開発課題(案)が変更されることがあります。
<研究開発課題(案)>
【課題案-1】カーボンリサイクルの産業化を実現しうる低コストな CO2分離回収・有用物質生産にかかる革新的な技術開発
【課題案-2】将来の水素社会実現に向けた水素利用の大幅促進・拡大に貢献しうる革新的技術開発
【課題案-3】出力変動する再生可能エネルギーを効率的に活用するための低コストかつ高耐久性を両立する革新的な蓄電池や蓄熱等エネルギー貯蔵技術の開発
【課題案-4】大規模な社会実装により大幅な CO2削減を可能とする革新的部材開発
V.公募期間(予定)
2021年2月上旬~2021年4月中旬
▼留意事項
本事業では、事業者は公募提案時に海外共同研究先とのExpression of Interestを提出する必要があります。また採択された場合は、まず海外共同研究先との間で、提案内容に則った共同研究契約等を原則5カ月以内に締結する必要があります。その後、事業者とNEDOとの間で委託契約を交わし、研究開発を開始いただくこととなります。
詳細は公募開始日にNEDOホームページに掲載いたします。