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会長からのメッセージ

   一般社団法人エネルギー・資源学会 会長
愛知工業大学工学部電気学科電気工学専攻教授
名古屋大学名誉教授
鈴置 保雄


『会長就任にあたって』(平成27年6月9日 社員総会にて)

 このたび、6月9日の総会で第10代の会長に就任いたしました名古屋大学の鈴置です。微力ではありますが、前会長の内山洋司先生はじめ歴代の会長の後を引き継ぎ、本会の発展に力を尽くしていきたいと存じます。

 本会は、1970年代のオイルショックを契機に1980年に「エネルギー・資源研究会」として発足して以来、形態を変えつつも35年にわたりエネルギー、資源、環境の諸課題に学術的、業際的な取り組みを行ってきました。この間、我が国や世界のエネルギー、資源、環境に関する状況は種々の変化を経て参りました。特に我が国では、2011年3月の東日本大震災とそれに伴う原子力事故を経て、再生可能エネルギーの有効利用や原子力利用のあり方など、エネルギー、資源、環境に関して多くの課題が提起され、議論を呼んでいます。このような状況で、多様な専門家によりこれらの分野に取り組んでいる本会の果たすべき役割や社会的責任は大きく、また期待も大きいと思われます。更に多くの方々が本会に参画されることを期待いたします。

 さて、本会の特長は、その学際性、統合性にあると思います。その特色を活かして、小規模な学会ではありますが、ユニークな活動を続けてこられたと感じています。よく言われることですが、19世紀以来の分析的、領域的な学術は、人類の発展に大きな寄与をするとともに、公害に代表されるように大きな問題を引き起こし、また大きな社会的問題に取り組む際にその限界が指摘されています。これに対し、学際的な取組み、学術の統合や融合により、これらの問題に対応しようという動きが20世紀後半から出てきました。例として、多くの大学で従来の領域的な学術のあり方を見直したり、また日本学術会議においても総合工学の確立や知の統合を目指した検討が重ねられたりしています。しかしながら、具体的な良い方策がなかなか見つからないというのが現状であると思います。 

 本会はエネルギー、資源、環境という幅広く総合的な分野に取り組むため、その全般に通暁する幅広い知識を持つ人材だけでなく、それぞれの領域的な専門分野(ディシプリン)で活躍する多くの研究者が、個別の専門領域を越えて、いわゆるトランス・ディシプリナリーな活動をし、情報交換や議論をする場を提供しています。これは先の課題に対する先駆的かつ具体的な取り組みであり、多くの興味深い見学会、研究会、懇話会等の行事企画や学会誌の編集等といった形で、成果を上げていると感じています。今後もこのような活動を維持、発展させていくことが、会長に課せられた、まず第一の使命であると考えており、努力をしてゆきたいと思っています。

 一方で、本会にも種々の課題があります。まずは、会員数の減少です。これは他の多くの学会にも当てはまることですが、本会でも会員数の減少、年齢構成の高齢化が問題となっています。言うまでもなく学会の活力の源泉は会員、中でも若手の会員にあります。本会の魅力を更に高める企画や学会のあり方を検討し、多くの方々、特に若手の皆様にお集まり頂ける学会にしてゆく努力が必要です。

 また、本会には国際的にも活躍している優秀な研究者が集ってはいますが、残念ながら学会としての国際的な活動が現在あまり行われていません。これは、特に若手や学生の会員がこの学会を通して国際的に活躍してゆく機会を提供できていないことになり、エネルギー、資源、環境という国際的視野が必要となる分野を取り扱っている本会としては改善すべき課題と感じています。

さらに、学会での活動を通して得られた知見をもとに将来構想・展望等を検討し、これらを学会として発信して行くことも、学会の社会的機能として重要です。本会は重要かつ興味深い情報提供・交換の場とはなっていますが、その成果が社会的に見えやすい形で発信されていくよう更に検討を進める必要があると感じています。

以上、思いつくままに述べてきましたが、これらの課題への取組みも含め、本会が会員および社会にとって有意義な学会として発展を続けるよう、努力をする所存であります。皆様のご指導、ご支援、ご鞭撻をお願い申し上げます。


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